～観音の声を聴く　スピリチュアルアーティストAYUMI～

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2024.07.18

沖縄自然シェルター「轟の壕ガマ」

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夏至の沖縄で連れていってもらった場所に、《ガマ》と呼ばれている、壕という洞窟がある

糸満市にある《轟の壕》とどろきのごう

ここには、沖縄戦が始まると、数百人もの避難者が住んでいたと言います

外からみたら、森の丘のように見えていますが

奥に入ると、地球の落とし穴みたいな感覚で、崖の下に広がる空間がありました

戦後なのかな

お祀りしている祭壇のような石碑のようなものが、大小いろいろな所にありました

崖を降りて行って、来た道を見上げると、美しい緑が映えています

けれど、階下を降りると、その太陽の光はどんどん薄く、暗くなっていきまして

ライトがなければ、一切が見えない、真っ暗闇の空間です

洞窟なので、じとっとじめっとしていて、水が落ちてきます

鍾乳洞のような形になっていて、川も流れています

ん❓と思うところで、カメラを向けると映っていたのは、上から落ちる水の向きではない白い光の走る様子が写っていました

少し上の方には、家族なのかな

光が集まるのが見えています

実際、多くの市民が家族や近所の人達で逃げ延びてきた所ですから、家族が身を寄せ合って、戦火を逃れていたと聴きました

ライトがなければ、真っ暗で

しかも、鍾乳洞なので地べたはデコボコしているし、傾斜があるし

こんなところで、数週間も過ごしていたとは、信じられない気持ちです

ここ《轟の壕》は、自害自死のなかった場所ではありますが、餓死する者、日本兵に殺されるもの、米兵からだって。。。

という、沖縄戦のあらゆるひどく悲しい出来事が起こった場所です

ここから出ると、ほんとうに太陽光が神々しく見えます

助かって、日の目を見れた生存者がいたらいいな。

壕を出る時、右奥の小さな穴からコウモリのような鳥が羽ばたいてきて、私の目の前を飛び、後ろの人達へと飛んでいくのを目撃しました

が、後ろの人たちは、誰1人として、その鳥を見ておらず、私にしか見えていないことを知り、不思議でした

この後、青森に帰ってきてからの不思議は、私にしか見えない鳥がいること

そして、車と並行して飛ぶトンボの存在です

沖縄の神様が一緒に着いてきてくれたのかも、しれません

壕という場所でも、１１名で歌い、舞い、国歌斉唱しました

亡くなった魂たちの思い、そして今もなお悲しみと共にいる方々の思いを感じ

とても素晴らしいメッセージをいただきました

「戦火にいた私たちと、あなたたちとは、生まれた時代が違うだけです。

私たちは、選んだこの時代を懸命に生きてきました。家族のため、村のため、お国のために。

そこには、私たちなりの誇りがあります。

悲しくないわけはありませんが、決して憎んではいませんし、こうなることが国の誇りであるとさえ思って潔くおりました

すべては家族を守りたいという愛のためです。

あなたがたと、何も変わりません

私たちは、あなたたちと同じ愛の家族です。今日は来てくれて、ありがとう。嬉しかった。」

沖縄の方々は誇り高き日本人でした

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