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ドキュメンタリー映画『みんなの学校』を

高校生の娘と観に行きました

 

 

 

大阪にある「大空小学校」は

公立の小学校でありながら

 

 

他の学校で不登校だった子どもや

特別支援の必要な子どもたちを多く受け入れる小学校です

とても素晴らしい映画でした
何よりも　この学校の素の部分を伝えようという
製作側の熱心さが伝わりましたね


学校に行けない子どもが大空小学校に
転校してくると
校長先生が言います


「どこの学校にも行けない子どもが
行くところはどこなの？」


誰もがいていい場所
誰もが学べる場所
そこを目指している小学校


凄いです
凄かったです


普通の学校とは違います
日々　誰かが誰かのサポートを必要としていて
でも　クラスメートが自然とサポートできるように
成長していく学校です


映画の中で
木村校長先生が、先生方とのミーティングで話します

「支援を必要とする子は、日々変わります。
この子は、支援が必要な子なんだと決めつけてしまうと
大人の手からこぼれ落ちる子が必ず出てきます。
決めつけは、あかん。
私らは、決めつけずに接してこう。」


あああ
子育てをしている中で
私たち親は、自分の子どもや
子どもの友人を
決めつけて見てはいないか？と考えてしまいました


よい面はそれを伸ばせばいいけれど
直す面についてはどうだろうか？
決めつけて話してはいないだろうか？


子どもって
小学生ならば
この世に生まれてまだ１０年前後です


中学生ならば
まだ１５年にも満たない


高校生になれば
多少は世の中のこと、自分のことが分かるようになって
それでも１８年にも満たないです


子どもって
この世を信じたいんじゃないでしょうか
この世に生まれてきて、よかったかな？って
確認したいんじゃないでしょうか？
ぼくは、愛されるべき存在ですか？
わたしは、愛してもらえますか？
（大人も同じかもしれませんが）


子ども時代は特に
その確認作業が大切だと思うんです


そして
愛と命を信頼できたら
この世を信頼できるんじゃないでしょうか


大人は
子どもよりも多くこの世を生きています
魂年齢は子どもの方が上の場合がありますが
（私たち親子のように）
実質の年齢や経験数は
大人の方が多いですよね


その大人は
この世の先輩として
この世が信頼に足ることを教えていくことが
先輩の務めなんだと思います


大人が　大人として
子どもから信頼されてなんぼ


私はそう思います


学校の先生も
親も
地域の人も
同じです


信頼し尊敬する大人からは
子どもたちは素直に学びます
素直に言うことを聞きます


そうではないですか？


この映画を観て
「信頼に足る大人」って何だろう？
私に足りないものがあるよな
じゃ、それを挽回することは何だろう？
と考えました


答えはまだ見つからないので
これからも考えていきたいと思います


とにかく
この映画は、また観たい！
たくさんの人に観てほしい！と思った映画でした
自主上映したい～～～～～っ

一緒にこの映画を観た
高校生の娘の不思議な話をします

 

冒頭シーンから

悲しくもないし

苦しいシーンもないのに

最初から涙が溢れて

１０分間止まらなかったと

 

 

 

映画を見終わった後に

これまた泣きながら

話していました

 

 

 

彼女の中で
不思議なことが起こっていたようなのです

 

 

 

映画が始まってすぐ

この映画に出演している

当時の大空小学校の校長先生

木村泰子さんが登場した瞬間から
 

 見た瞬間から



自然と涙が溢れてきたんだそうです



きっと前世でお世話になったのかもしれないね
と話しました


高校生の娘が目指している仕事は
特別支援の先生なのですね


彼女は
より先を見据えていて
障がいのある人も　ない人も
一緒に学びあえる社会にしたいという思いが根底にあります


もしも前世で出会っていたのだとしたら
なんと光栄なことでしょう


娘の未来を描きながら
彼女の素晴らしかったであろう過去世を
懐かしくイメージしました

 

信頼に足る大人に
日々成長の私たちです