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2019.03.02
キライキライも、好きだからこそ
こんな絵本を見つけました
そして立ち読みして
涙がツーっと
頬を伝いました
それは
クマのお話
夫であるクマさんのお話
私には
そのクマは
おじいちゃんだったり
お父さんだったりにも
見えました
これがその絵本
『あなたなんて だいきらい』
きむらゆういち 著
高橋和枝 絵
きむらゆういち さんは
『ともだちや』など
不器用だけどあったかい
人情味ある絵本を描く作家さんです
『あなたなんて だいきらい』では
表紙に出てくる
眼鏡をかけた
ずんぐりむっくりの相方の
嫌いなところを
いっぱいいっぱい
並べまくります
読み進めていくと
『ああ、わかる。確かに
わたしも、横顔いやだぁ』って
感じることある
『ああ、そうよねー。
相方の元気ない様子に
なんだか腹が立つときあった
逆にテンション高い様子のときも
なんだか嫌な気持ちになるときあるある』
近しければ
近しいほどに
気になる
相手の動き
相手の様子
相手の存在。。。
だけど
だけど
一緒にいられなくなることの方が
キライ
素直な気持ちを
描いた最後が
涙を誘いました
家族だからこそ
嫌な時があるものです
そんな時があるのが当然です
でもでも
本心は
あなたが
大好き
なんだよね
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