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2026.07.11

カムイと共に刺すアイノ刺繍

 

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アイヌの刺繍をご存知ですか?

 

 

文様が特徴的なアイヌ刺繍には

魔よけや祈りが込められています

 

 

先日、盛岡を拠点に活動されている

 

Peace Shanti Yoga主宰 Musician まったり~ずルーアプカシUPOPOのトプさんとフッちゃん

が八戸に来て下さり

アイヌの刺繍を教えてくれました

 

お二人から、アイヌはかつては「アイノ」と呼ばれていたことを再び伺いました。

 

 

ですから、お二人が主催する刺繍会の名前は「アイノ刺繍」なのですね

 

 

アイヌの文様には、さまざま意味があるのです

 

 

例えば、

モレウという渦巻文様があります。

これは、水の波紋や風のうねり、静けさなどを現していて

 

 

アイウシという文様はトゲのような先が尖っている紋様なのですが、

これは、魔物が入り込まないようにするための魔除けの役割りがあります

 

 

これは、私が刺した刺繍なのですが

端っこはすべて、先端をとがらせたアイウシ文様になっています

 

珠結びをせず、糸と糸とをからませて仕上げていくのも、なんだかとってもあたたかい感じがします。

 

 

それから、ここがとても面白いのが

テキトーに刺すことが極意だということ

 

 

アイヌの文様は一見すると美しい「左右対称(シンメトリー)」に見えます。

 

 

ところが、古い時代の衣装や工芸品を詳しく観察すると、あえて一部を非対称・不均衡(アシンメトリー)に崩してあるものが数多くつくられているのです。

 

 

不均衡に創る理由とは《参照 Gemini》

 

 

1. 完璧な対称は「自然界(カムイの世界)」にはないという思想

 

アイヌの精神文化では、人間を取り巻く森、川、風、動物などすべてに「カムイ(神)」が宿ると考えられています。
自然界を観察すると、木の枝の伸び方や動物の毛並み、川の流れなど、どれも美しく調和していながらも、ミリ単位で完璧に左右対称なものは存在しません。完璧すぎる対称性は人工的で不自然であり、自然(カムイの創造物)を尊ぶアイヌの美学からは、「わずかにズレていることこそが調和であり、最も自然で美しい」と考えられたためです。 

 

 

2. 「完璧」は魔を招くという魔除けの思想

 

日本の他の地域や世界各地の衣服文化にも見られる考え方ですが、「完璧なものは完成した瞬間から崩壊(滅び)が始まる」、あるいは「隙のない完璧な美しさは魔物(ウェンカムイ)の嫉妬を買い、災いを招く」というタブー視(忌み)があります。

 


そのため、衣服の刺繍に意図的に「わずかな左右の違い」や「線のズレ」という隙(未完成な部分)を作ることで、魔を遠ざける魔除けの意味を持たせていたという側面もあります。 

 

 

 

3. 定規を使わず、体感覚で描く「生きた線」

 

技法的な面でも、アイヌの刺繍は定規やコンパスを使わず、布を折って見当をつけたり、作り手の目測と手の感覚だけで一針一針刺し進められます。

 


そのため、マニュアル通りの均一な図形にはならず、作り手のその時の呼吸や手のクセ、感情がそのまま「微妙なゆらぎ」として文様に現れます。これが結果として、機械には出せない温かみや、自然界のゆらぎに通じる美しさを生み出しています。 


 

 

完璧な左右対称をあえて崩すことで、かえって全体のバランスがしっくりと落ち着き、生命感が宿る ──。

 

 

アイヌ刺繍の「アシンメトリーの美」

皆さんの中にも持ち合わせる感覚なのではないでしょうか

 

 

私も絵や曼荼羅絵を描く時

左右対称にならないように、微妙にずらして描いています

 

 

理由は

それが自然だと感じるから、です。

 

 

この感覚、アイヌの感覚そのまんまなのだなぁと、感じ入りましたよキラキラ私のこの感覚は間違っていない。

 

 

なので、点描曼荼羅さえも、どこかずらす。

美しいシンメトリーよりも、より深みが増すのです。

 

 

欠けが、人を魅力的に見せるのも

同じ原理かと思いますね。

 

 

完璧ではないところに

力が宿るんですキラキラ

 

さすが

カムイと共に刺す刺繍なわけですキラキラ

 

 

次回、八戸での開催は

9月4日になりました💖

 

参加希望者はご一報ください。

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