イラストで読む ギリシア神話の神々
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2024.02.14
自然界には
エレメンタルと言われる精霊が存在しています
これは
縄文時代をはるかに超える有史以前から存在する、自然の中に存在する高次のエネルギーなのです
精霊は、神様とは違い、自然を守り導くための高いエネルギー存在だと思ってください
子どもの頃、原っぱや道端や、公園の中にある草木と遊んでいたり、川や海や山の中で遊んだことがあるなら、あなたの体内の水の中に、精霊の記憶があるはずです
それはそれは、目には見えにくいエネルギー体。視覚としての記憶ではなくて、身体に刻まれた記憶の中に入っていると思います
心の目で見ていた木々の葉の光
花や葉に触れる時の感触と話したり
川や海や山の中では、ここまでは遊んでよくて、ここからは足を踏み入れてはいけないという雰囲気を感じていたり・・・
人は、みごとに実に自然な形で、自然の中にある高次の存在である精霊たちの声を聴いているものです
精霊たちのテリトリーに入らせてもらったり、そこを行き来したり、許されたり許されなかったりしながら
大人になると、欲が増え、欲が増え、欲が増えて(3回も言ってしまった)、純度が鈍り、濁った心を持つようになるために、精霊の声は聴こえず、いえ聴こえないフリをしているかもしれませんが、入ってはいけない場所へずかずか入るようになるし、刈ってはいけないものも刈ってしまうようになってしまいます
世界から森が消え、山が平地となり、田畑と変わり、干ばつが起きていることは、もう何十年も前からの人間の欲による所業のせいでしょう。けれど、その恩恵を受けている自分もいます。できるところから、環境へ配慮したものをと思っています。
大人でも、純度を大切にされている方や純粋な心を持っている方には、精霊も感じられるし、妖精にも会うことができる方はいらっしゃいますよね。純度は高めていたいな、って思います
さて、昨日今日と、風がすごく強く吹いていて、空には風神様がすでにおでましのようですね
風神雷神って、聞いたこともあるでしょうし、屏風絵にもなっているので、ご存知かと思います
彼らは、台風や雷でもって、人々に災害をもたらすものとして、中世から江戸時代にかけて「妖怪」だと捉える説が強くなったようです
けれど、これはものの見方によるのかな、と思っています
私が見た風神様は、風に乗せて種や微生物などを運び、命を生み繁栄させるための神様エネルギーでしたし
台風は、大地や海川の攪拌が目的で起こす神様パワーです
雷神様も、田畑に雷を落としたり、空気中に電解質を広げることにより、高いエネルギー磁場を作っていきます。その中で作物や命を育てる起爆剤となる神様エネルギーです
風神雷神は、精霊ではなく妖怪でもなくて、しっかりと神様なのですね
ギリシャの神様の中には、風の神様は四柱。東西南北を司る「アネモイ」と呼ばれている神様です
北風、冷たい空気を運ぶ「ボレアース」
南風、晩夏から豊かな秋を運ぶ「ノトス」
西風、春と初夏のそよ風を運ぶ「ゼピュロス」
そして、東風の「エウロス」は、どの季節も持たず上位のアネモイとされている神様という構成だそう
今吹いてる風は、春を運ぶ「ゼピュロス」の神様の起こす風ですね
「ゼピュロス」は、花の女神「フローラ」と、そのフローラからは果実の神「カルポス」という神様を生んでいる神様だそうなので、私の感じた風神様そのものです
神々の物語は、読めば読むほど、毒々しく生々しい物語で、なんだか今の人間よりも人間らしさを感じますから、興味のある方は読んでみてね
と、いうわけで
確実に春の準備がなされている日本周辺です
風の強さに自らを飛ばされぬように、自分のやりたいこと、向かいたい方向は、頭の中に入れておいてね
風神様は、風と共に踊ってくれる人を喜びますよ
風を嫌がらず、煙たがらず、風と遊んで、踊って、感謝してお過ごしてくださいね~~
(花粉症の方には、酷かもしれませんが~~!)