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2024.08.30
【天国か地獄か】恐山探報記
夏の恐山へ行ってきました!!
しかも、地球こねこねセラピスト養成講座のインストラクターである、ひがくみ講師さんをお連れしたのです
地球こねこねセラピストに
晴れてなりました、わたくしとスピリチュアルヒーラーとしこさん
講師ひがくみさん
の方3人での恐山です
*地球こねこねについては、次回の記事にアップしますね
あいにくの曇り空ではありましたが
恐山って、天候によって感じ方が変わります
人生で初めて行かれる、講師の方がいらっしゃるので
曇り空は、きっと優しい空気を届けてくれるから、よかったな~~って感じながら向かいました
恐山にある、宇曽利(ウソリ)湖です
曇り空なので、きれいな色ではなかったのですが
晴れていたら、透き通るような水色と
硫黄の白濁が混ざった、不思議な翡翠の色を見せてくれます
沖縄や南国の海とは違う青です
空へとカー――っと両手を広げるような青ではなくて
地中のエネルギーを内包した
内なる熱を感じさせる青色をしています
恐山
ほんとの名前は
宇曽利山(うそりざん)なんですよね~~~
この湖を取り巻く蓮華八葉の8つの外輪山(屏風山・北国山・小尽山・大尽山・釜伏山・剣山・鶏頭山・地蔵山)一帯の総称として、「恐山」と呼んでいます
古来、土地の人たちには「人は死ねばお山に行く」という信仰があり、恐山は魂の集まる場所とされ、イタコが口寄せをすることで有名になりました
ここのご神体は、その連峰と湖なのです
宇曽利湖は、淡水湖であり
硫黄が噴き出ているので、酸性です
生物は生きることができない環境の湖
湖の中からも、温泉が湧き出ていて
ぬるい箇所がありますよ
川も硫黄の色をしていて
まるで絵の具が流れているように見えますよね
砂利石も、黄色や黒色に
変色します
恐山の中を巡ると
ところどころで、このように黄色が濃くなっている箇所がありまして
ここの黒く見える穴のところから
熱い湯気が噴き出しています
地球が生きている
ガマガエルのような岩からも、噴出しているお湯が!
まるで、宇宙にある
どこか違う惑星のような場所
それが
恐山という、聖域です
「ここは、金星ですよ」と言っても
わからないくらい、金色です
NASAの宇宙船が遠い惑星に着陸しました!
と、報道されたら、信じてしまいそう
でも、ここは
青森県にある恐山なのだ
どうだ、動いているだろう!
生きているだろう!!
足の下も、熱エネルギーであったかいのです
ここには、天台密教を大成させた慈覚大師円仁(794~864)が862年ごろに「恐山菩提寺」として開創したお寺があり、ご本尊は地蔵菩薩となっています
不動明王を祀る山がありますが
地蔵菩薩の化身が、不動明王なのです
お不動様による見守りと結界を
張ってくれているのでしょうか
地球こねこねインストラクターの
ひがくみ講師はなんと
イラストレーターさんでありまして、これまでも数々の書籍のイラストを担当されてきている方
くみ先生が担当したイラストはこちら
ひすいこうたろう、大嶋啓介著「前祝いの法則」で拝見できます
そんな凄いくみ先生
以前から、奪衣婆(だつえば)が気になって仕方ない、という方でして
恐山入り口で奪衣婆に会えて、嬉しそうでした
くみ先生やはりアーティストなんですね!!視点が面白いです!!
奪衣婆とは
三途の川で亡くなった人の衣服をはぎ取る老婆の鬼
盗人を戒めるため、盗人の両手の指を折り、亡者の衣服を剥ぎ取るという
剥ぎ取った衣類は懸衣翁(けんえおう)という老爺の鬼によって川の畔に立つ衣領樹という大樹に掛けられる
衣領樹に掛けた亡者の衣の重さにはその者の生前の業が現れ、衣が掛けられた衣領樹の枝のしなりぐあいで罪の重さがはかられ、その重さによって死後の処遇を決めるとされている
死後の審判が行われる前にある儀式を執り行う、大切な役目を持つ鬼で、閻魔大王の妻かもしれないという説もあるという
奪衣婆のしていることは、神聖なる儀式ですが、おおおお怖い!って思ってしまいますよね
なのに、くみ先生の感動と
奪衣婆との出会いの写真が、とっても無邪気でカワイイ
恐山は、聖域として古代から存在し、地球のエネルギーを放出しながら、地球の情報を宇宙とコネクトしている場所です
奪衣婆という鬼によって、来る者の精査をし、心を清めてくれているのかも、しれませんね
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